犬や猫などのペットを飼う上で、一番の問題は
避妊や去勢ではないでしょうか。
避妊や去勢をする・しないは問題がいろいろあり、賛否両論なのも確かです。
手術の良い点と悪い点をきちんと理解し、参考にしてください。
去勢手術とは
去勢手術とは、全身麻酔を行い精巣・睾丸を摘出します。
手術時間は1~2時間程度で、7~10日ほどで抜糸をします。
避妊手術とは、全身麻酔を行い卵巣を摘出します。
メスは子宮を取るのに開腹手術をするため、入院が必要になります。
手術時間は1~2時間程度で、7~10日ほどで抜糸をします。
手術費用
去勢手術の場合、犬も猫も2~5万円程度とされています。
避妊手術の場合はお腹を切ることになりますので、去勢手術に比べて入院費や手術費が高くなります。
手術の時期
避妊も去勢も、初回発情の前が理想です。
生後6~7ヶ月程ですが、病院によってはもっと早い段階での手術を推奨している場所もあります。
これは、初回発情前に手術を行うことで、メスの乳腺腫瘍の発症の確立が低くなるからです。
また、一度発情期を迎えて出産を経験すると、周期的に発情期がきて苦しむこともあるからです。
危険性
自然に逆らって手術を行うため、やはりリスクはあります。
・麻酔薬に対するアレルギー反応
全身麻酔を行うため、アレルギー反応によってひどい時には事故死してしまうこともあります。
・高齢になると手術の負担が大きい
高齢になると負担も大きく、メスで発情中の手術となると出血が多くなります。
なるべく早い段階で決断をしましょう。
手術をすると
・散歩を気兼ねなくできる
発情期のペットを散歩に連れて行くと、去勢や
避妊をしていない子は相手の飼い主さんが嫌がれます。
犬がよく集まる場所では特に気を使いますが、そういった気疲れがなくなります。
・発情期のストレスがなくなる
メスは生理がなくなり、散歩をしている最中にオスが近寄ってこなくなります。
オスの場合は、散歩時にメスに近づかなくなったり、マーキング行為が少なくなったりします。
・泣き声の軽減
猫の場合は発情期の泣き声が軽減されます。
効果は少しずつあらわれ、手術後4週間ほどで少なくなり、半年後には収まると言われています。
しかし、個体差があるので発情同様の行為が残る場合もあります。
・病気の予防
メスの場合は子宮の病気や乳腺腫瘍、オスの場合は前立腺の病気や精巣、肛門周辺の腫瘍などの病気です。
5歳を超えた場合は、ホルモン性の高齢疾患の予防にもなります。
・寿命が延びる
性的ストレスから解放されることにより、寿命が延びると言われています。
・尿の臭いがおさまる
猫のオスの場合は、独特な臭いが抑えられます。
また、尿をかける「スプレー」もなくなります。
・性格が変わる
性格が変わると言っても、本質的な性格は変わりません。
ホルモンが減少し、オスなら攻撃的なオスの性格がなくなります。
また、子供のままの容姿や性格が残り、家庭で飼いやすくなるとも言われています。
・肥満になりやすい
活動力が低下し、運動量が減るので肥満になりやすいと言われています。
また、食欲・睡眠欲・性欲の三大欲から1つ減り、他の2つの欲が増大すると考えられています。
・ホルン失調による症状
極めて稀にですが、ホルモン失調による皮膚疾患や尿失禁が見られることがあります。
手術を受ける注意点
・体調を整えておく
必ずペットの調子の良い時に手術をするようにしましょう。
・ワクチンを済ませておく
手術のストレスにより、抵抗力が弱くなります。
・胃を空の状態にしておく
手術中に麻酔のせいでもどしてしまうことがあります。